12月前半に旅行に行きました。
長期旅行だったので、荷物もすごかったし、いろいろ心配もあったのですが、そのうちの3日は、北海道の「星野リゾートトマム」に滞在していたおかげで、とても快適にすごせました。
0歳から3歳くらいまでの子どもをつれて旅行を考えられている方に、ここはオススメできるなーと思ったので、ご紹介します。
「ママらくだルーム」に泊まろう。
トマムには、「ママらくだルーム」という、未就学児を含む家族専用の部屋が集まったフロアがあります。
特別高いわけでもなく、私たちが行ったときは、一人一泊1万円(朝食付き)でした。
お部屋は靴を脱いで入るようになっていて、ハイハイ期の娘にはありがたい仕様。
おもちゃもたくさん置いてあって、入った途端、大喜びで遊んでいました。
ベッドは子どもが落ちても大丈夫なローベッドになっていたので、安心して寝かせることができます。
もちろん加湿付き空気清浄機、完備です。
季節とかによって違うかもしれないけれど、このレベルのホテルで、ひとり1万はコストパフォーマンスいいなあ、というのが正直な感想です。
おむつ無料。荷物が激減しました。
子連れ旅行で何が大変って、この荷物の量、ですよね。
日数分プラスアルファのオムツを持っていくだけでも、本当にすごい量で、荷造りしていてげんなりしてしまいました。
オムツだけでなく、子どもの着替えや、ベビーフード、おもちゃやおやつ、ベビーカーや抱っこ紐・・・きりがないほど荷物は膨らむばかりです。
でもトマムは、ほとんどそろっていて、もしかしたら意外と手ぶらで行ってもなんとかなったのでは?と思えるほどでした。
ちゃんと哺乳瓶の消毒器も完備。もちろん部屋を出たところには、電子レンジもありました。
お部屋に設置された、おむつ処理ポット。
フロア全体が、子どもフレンドリーなので、エレベータを降りたところの前には、おむつステーションがあり、S、M、Lのオムツが無料で好きなだけ持っていけるようになっていました。
本州からだと飛行機がメインな北海道でオムツを持っていかなくていいというだけで、どれだけ助かるか。
本当にありがたかったです。
施設内のトイレには、どこもオムツを変えるところがあり、おしりふきもおいてあったので、リゾート内の施設に遊びにいくときは、エレベータを待っている間に、ぱっとオムツを取って一枚バッグに入れていけばいいだけなので、どこでも気軽にいけました。
うちは使わなかったけど、授乳クッションまで。
ちなみにベビーフードや粉ミルク(フォローアップも)は売店で売っていました。
子ども用の食器やコップ、オムツやおしりふき、ウエットティッシュもありました。
DVDプレーヤーもあったので、お気に入りのDVDを持っていってたら、もっと楽しめたかもしれません。
あと、フロアには、洗濯機もあって、売店で洗剤を買って洗濯し、部屋のお風呂場の洗濯ロープつるして干すことができたので、すごく助かりました。
ニニヌプリの朝食バイキングと離乳食
0歳児との旅行で一番気になるのは、離乳食です。
トマムはすべてのプランで朝食はインクルードになっていて、何箇所かある朝食会場のどこに行ってもいいのです。
全部行ったわけではないので、たぶんですが、どこもバイキング形式で、内容は会場ごとに少しづつ違うみたいなのですが、一番大きい「森のレストラン ニニヌプリ」というところがとてもよく、もし次に行く機会があれば毎日ここにしよう!と思いました。
ニニヌプリは、私たちが泊まった、ザ・タワーからはちょっと離れた森の中にあります。シャトルバスで移動することもできますし、室内の専用通路を歩いていくこともできます。
私たちはベビーカーを持ち込んでいたので、ベビーカーを押して歩いて行きました。
行く道すがらは、きれいな雪景色を楽しむことができ、話しながら歩いていたら距離は気になりませんでした。
レストランでは、ベビーカーは入り口で預かってもらい、子どもはバイキング専用の後ろにテーブルがついた専用カートに乗り換えます。
この専用のカートに子どもを乗せて押しながら後ろのテーブルに自分のお膳を乗せて、バイキングのお料理を取りに行ける、という優れものでした。
普通は、親が交代で子どもを見て、お料理を取りに行って、としなければいけないけど、子どもも一緒にお料理を取りに行けるのはすごくよかったです。
お料理はどれもおいしく、特に牛乳が絶品でした。
子ども用の離乳食は注文式。
お粥、おかず、デザートをそれぞれ3種類から選べました。
うちの娘はとても美味しかったらしく、かなり量があったのにほぼ完食でした。
そうそう、離乳食と一緒にウエットティッシュも箱ごとおいてくれたのは、すごくありがたかったです。
ちなみにもうひとつの大きなビュッフェ会場の「ビュッフェダイニング hal-ハル」には、同じ離乳食はあるけど、専用カートはありませんでした。
でもhalには、ニニヌプリにはないその場で焼いてくれるパンケーキがあって、それもすごくおいしかったんですよねーーー。
ソリで遊ぼう!!
せっかくの冬の北海道、雪を楽しみたい!ということで、外でそりを楽しみました。
館内から出てすぐのところに小さい子専用のエリアがあって、私が娘を抱きかかえて何度か乗って。
楽しかったです。
寒いので、室内と外を行ったり来たりし、身体が冷えすぎないように気を付けました。
うちは手足も折り返して全身すっぽり入るダウンのロンパースをユニクロで買って持っていきましたが、有料のレンタルもあるようでした。
一年中楽しめる波の室内プール、ミナミナビーチ
室内プールがほんとに楽しくて、うちはここでかなりの時間を過ごしました。
オムツがとれていない赤ちゃんも入れるプールってなかなかないのですが、ここは小さい子も入れるのがありがたいですね。
30分に一回だったかな、波が来るので、ボートみたいな浮く遊具に娘を乗せてあそびました。
3000円でプール脇のソファ席を借りることができて、遊具もたくさんある中から借りることができます。一度にひとつですが、何度でも交換できるので、いろんなものを借りて遊びました。
タオルも何枚でも貸していただけるのもよかったです。
プールは赤ちゃんから大人まで楽しめるように、だんだん深くなっていくタイプ。
波打ち際はもちろん浅いし、子ども専用の30cmの浅いプールも小さいけどあります。
疲れた娘はソファーですやすや。
カフェもあるので、親はコーヒーを飲んだりしてゆっくりできるし、雪を観ながら入れる露天風呂も併設されているので、身体が冷えたらお風呂であったまることもできました。
赤ちゃんの水遊びオムツは、フロントで売っていますし、大人の水着もレンタルできます。
赤ちゃんの水着は、見かけなかったような・・・。あったのかな。
うちは水着を持っていきました。
抱っこもしやすく、身体も冷えにくい、この赤ちゃん用の水着は長く使えそうだし、かわいいし、実用的でとても気に入りました。
ウインタースポーツをするなら託児もできる
館内には、子どもたちが集まって積み木や絵本で遊べるパブリックルームもあったし、予約制ですが、託児サービスもありました。
両親ともスキーやスノーボードを楽しみたい!という方は、託児サービスを利用して楽しむのもありですよね。
リフトに乗って樹氷テラスにいく
夏の朝には雲海テラスというのが開催されるそうですが、冬の間は午後3時まで「樹氷」が観られる樹氷テラスがあります。
私たちが行ったときはお天気がいまいちで、雪が降っていて視界も悪く、何も見えなかったのですが、暖かいコーヒーを飲みながら、雪遊びを楽しむことができました。
リフトに乗って山の上のほうまでいくと、また一段と寒く雪だらけの世界ですごかったです。
大きな焚火もあって、寒かったけど、寒さを楽しんだ感じがしました。
娘も初めての白銀の世界に興味深々でした。
リゾナーレとザ・タワー、どちらに泊まるか。
トマムにはリゾナーレ、というちょっと高級なところと、ザ・タワーというところがあります。
私が予約した時は、リゾナーレのママらくだルームはすでに満室だったので、ザ・タワーにしたのですが、結局リゾート内の施設にいることがほとんどで、部屋でゆっくり過ごす時間はほとんどありませんでした。
お昼寝すら、カフェのソファや、プールのソファでしていたくらいですしね。
なので、お部屋はリーズナブルなザ・タワーで十分だったな、と思います。
ザ・タワーはあちこちのレストランに行きやすいのもよかったです。
最後に
私たちが行ったのは、12月上旬で、残念なことにアイスビレッジという氷の滑り台とか、氷の家とか、とにかく冬のアクティビティいろいろがオープンする数日前でした。
スノーモービルも乗ってみたかったなー。
残念だったけど、まだ娘も小さすぎることだし、もう少し大きくなってから絶対リベンジしたいと思います。
あと、夕食に行った「伸太」という海鮮のお店で食べた、生タラバ蟹を使った蟹すき鍋が、おいしくておいしくて、こんなおいしいタラバガニ、初めて食べた!と思ったくらいでした。
ここはほんとオススメです。
帰ってからいろいろ調べてみると、トマムだけではなく、星野リゾートは、あちこちのホテルで子どもとの旅行を快適にするためのサービスを展開しているんですね。
子どもを連れて旅行を考えるなら、星野リゾートはまず候補にあげていいのでは、と思いました。
今まで夫婦だけだったときとは違い、これからしばらくは旅行も子連れになるので、他の星野リゾートにも行ってみたいな、と思います!
ではでは
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